目を凝らす*耳を澄ます。「ササゲと蟻」
三尺ささげの蕾や花に、たくさんアリがのぼってる。なんでやろう?甘いのかな?
ネットで調べてみると「アリはアブラムシを呼ぶから駆除しましょう」みたいなことが書かれていたけど、僕は違うと思ってます。
多くの花が蜂を呼んで受粉するように、ささげがアリを呼んでいる可能性もある。いずれにしても何か意味があるのかな?と思って観察してみようと思います。
■ささげの花は対に咲く
ささげの花は対になって咲くのも不思議。だから2本の豆がツノのように伸びてくる。
長い進化の過程の中でこの形を選択したのはどういう理由からなんだろ?とか考えれば考えるほど面白いです(^-^)
■風の谷のナウシカ特別公開中
昨日は下の子と一緒にいま全国の劇場で特別公開されている「風の谷のナウシカ」を見に行きました。1984年公開の映画だから、僕がほぼ下の子とほぼ同じ9歳、36年前の映画です。
漫画は全巻もっていて何度も読み返しているし、映画も何度も何度も見たけれど、やっぱり素晴らしかった。本当に。内容も時代を超えていると思う。
自然も、人も、善悪だけでは捉えられないし、ある人にとって正しいと思うことがある人にとってはまったく逆のことだってある。だからこそ常識にとらわれることなくそのものの姿や生き様を観察することが大切なのだと思います。
自然の仕組みは複雑で、長い時間の中で洗練されとても高度にデザインされているはず。ささげに集まるこのアリたちも、花が対に咲くことも、どんな意味をもっているかなんて簡単にはわからない。だからしっかり目を凝らすこと、耳を澄ますことを忘れないようにしたいと思います。