ササゲに集まる蟻に注目しています。前回はササゲや小豆などが「花外蜜腺」という器官をもっているところまでわかりました。
ただその意味まではわからず、誰か知りませんかー?と投げかけてみると、Wikipediaからこんな論文にたどり着けることを紹介していただきました!
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■原著論文
ササゲの花外蜜腺に集まるアリはカメムシから莢果を守れるか?
小澤 朗人
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kapps/54/0/54_41/_article/-char/ja/
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この論文によると、やっぱりササゲと蟻は共生関係にあって、中でもクロヤマアリはササゲにつくカメムシを追い払ってくれることが実際に証明されているのだそうです。素晴らしいー!
うちのササゲに来ているのはアミメアリという小さい種類みたいなので、こちらはカメムシを追い払うことは確認してされてないみたいです。もうすこし観察してみようと思います。
ササゲ類はアフリカが原産とされているので、その起源のころからこの器官があるとすれば、アフリカでも蟻か、または別の昆虫と共生関係にあったのかもしれませんよね。