やさいとせかい

「めぐる八百屋 オガクロ」と「走る八百屋カー オガクロ」のオーガニック クロッシングです。

尼崎の魚

猪名川武庫川が流れ込む尼崎の海の昔の姿が知りたいなーと呟いていたら友達が「こんな冊子があるよー」と持ってきてくれたのが「南部再生」。

その53号の特集はなんと「尼崎の魚」です!

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内容は江戸時代に尼崎の海でとれていた魚のお話や、弥生時代からはじまる尼崎漁業の歴史、尼崎のちくわの名店の紹介や人気ロックバンド「くるり」が「尼崎の魚」という歌を歌っていたという話まで!しかもデビューシングルB面(笑)幅広い内容で読み応えがあります。

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写真は「尼崎産魚」という書物に紹介されている、江戸時代に尼崎の近海で取れた海の生き物たちだそうです。

いまでは日本でも有数の汚染度と言われてしまっている尼崎の海ですが、これを見ただけで昔はとても豊かな海だったんだということがわかります。

記事の中には昔はヘドロが溜まり、メタンガスが発生して異臭を放っていた川に鯉が戻ってきた話や、水が入れ替わらず酸素が少ないため、魚にとっては全国屈指の過酷な環境と考えられている尼崎の運河にウナギが戻った話やなども書かれていました。

流域を意識して暮らす上で海のことは欠かすことはできません。この冊子を読んで尼崎の海や魚のことをもっと知りたくなりました。

この冊子は尼崎大気汚染公害訴訟の和解金を活用して設立された尼崎南部再生研究室が発行しています。

その設立の経緯や「南部再生」というタイトルに込められたなみなみならない想いや熱い地元愛を感じました。「南部再生」は定期購読(年4冊1000円)の他、尼崎の様々な場所で手にとれるみたいですよ。気になった方はぜひ(*^▽^*)