11/12(日)に第3回「わろうだ朝ごはん会」を開催しようと思います。朝ごはん会は季節の風景と共に、旬のやさいとその背景にある物語を一緒に頂く会になります。
オガクロには滋賀県の大戸洞舎さんから新米コシヒカリが届いています。今回はこの新米をメインに、同じく大戸洞舎さんのお味噌と冬野菜の走りを頂きたいと思います。
今年から米袋の面にロゴが入りました!まさに大戸洞舎のある地域の風景そのまま!山からの水を最初にいただくというのが田んぼと山が繋がっていることを意識していて素晴らしいなぁと感じます。
肥料をほとんどやらずにお米を育てるためには山に降る雨によって山の落ち葉や土の養分がしっかりと水に含まれて流れてくる必要があります。なので「木を見て森を見ず」のように「田を見て山を見ず」にいると山が痩せてしまい、結果的に田んぼも痩せてしまう。
このつながりを意識しているか、いないか、というのは大きな違いなんです。そういうメッセージが大戸洞舎のロゴの中に含まれているんですね。
お米は当日までに竈門が完成していれば羽釜で炊きたいと思います。まー未完成でも炊けるのでいずれにしても炊きます(笑)
大戸洞舎の小障子くんは大阪高槻市出身のシティボーイ(表現が古い?)でありながら滋賀県長浜市で就農し、今では23町(69000坪!)の田畑をスタッフと2人で管理しているというバリバリの米農家さんです。
23町という規模はオガクロがお付き合いのある農家さんの中でも北海道を除けば最大級で、規模が違いすぎてもはや想像すらできません…。が、それだけの規模でありながら一部の田んぼでは農薬不使用というだけでなく、肥料もほとんど使わず米を育て、お味噌も薪と羽釜を使い丁寧に仕込んでいます。
さらには家を建てる農家さんと米をつくる大工さんの2人が立ち上げた「どっぽ村」で建築も学んでいるので、自宅からゲストハウス、直売所まで自ら建てたというトンデモナイ強者なんです。
オガクロのお店で扱っている野菜や並べている商品の背景にはこんな風にたくさんの物語があります。でも日常の中ではなかなかそこまでお話する余裕がありません…。なので朝ごはん会ではそんな物語も共有しながら一緒に朝ごはんを頂けたらと思います。
野菜は大根やにんじん、カブなどの冬野菜や水菜、小松菜、大阪しろ菜などの葉物がたくさん届いています!そのあたりの野菜の紹介と試食もできると思います。
いつもと同じように、当日は季節の景色や空気も一緒に頂くということで、希望する方がおられたら朝ごはんの前に周辺を散策します。わろうだの周辺の里山も紅葉がピーク。11/12までもつかな?
※参加ご希望の方はInstagramのDMにお名前を記載の上お申し込みください。
■わろうだ 朝ごはん会
□開催日:11/12(日)
□時 間:
周辺の散策:7:00-8:30(希望者のみ)
朝ごはん会:8:30-10:00
※周辺の散策は希望者がいれば行います。
※朝ごはん会のみでも参加できます。
※雨天の場合、散策をどうするか皆さんで検討しましょう。
□定 員:10名
□参加費:1300(税込)
□ アクセス
●車でご来場の方へ
駐車場は敷地内に6台あります。
大通り(12号線)から入ると大きな金木犀の木のある古民家が会場です。家の裏に駐車場がありますので(6台)そちらに駐車して、木の扉から入ってください。
※もし満車の場合は近隣の「杤原めぐみの森」の駐車場に移動していただきます。(徒歩3分)
●公共交通で来場される方へ
能勢電鉄日生中央駅から「41番杉生行」のバスをご利用ください。
「日生中央駅」8:00発→8:16「杤原バス停」
※上りのバス停はわろうだを少し過ぎたところにあります。道を少し戻っていただくと下りのバス停がありますので、そこから見える古民家が会場です。
朝ごはん会のあと10:00からわろうだを会場に10年以上続いている「自家製醤油の天地返し」もありますので、ご希望の方は見学していただけます。