今回訪れたのはいつもリンゴでお世話になっている「善積農園」さん。
善積農園さんのある長野県伊那市、駒ヶ根は南アルプスと北アルプスの山々に囲まれたとても気持ちの良い場所にあります。今回はあいにくの曇り空でしたが、晴れていれば山並みが一望できるんです。
空にはトンビ?と思ったら動物避けのための凧でした!風に吹かれて揺れる姿はまるで本物。よくできてます!
到着してすぐにさっそくリンゴの収穫体験?と思いきや撮影でした(笑)リンゴは夜がしっかり冷えないと美味しくならないので関西ではあまり栽培されていません。なので子供達もリンゴの木を見ることは滅多にありません。
上はまだ色づいていないリンゴ。これはとったらダメというのはすぐわかりますねー。
このあといま収穫のはじまっているリンゴ畑へ移動。散策していると下のように赤く色づいてきているものを発見できました。
善積農園さんに「しっかり熟していればすこし手前に力を入れるだけでポロっと取れるよー」と教えてもらってやってみる!初めてなのでちょっと手間取りましたが取れたらすぐに丸かぶり!
んージューシー!甘酸っぱい!今回収穫させてもらったのは一番最初に出荷がはじまる「シナノレッド」という品種。このあと「紅玉」や「シナノスイート」「フジ」と続いていきます。
僕たちと同じ小学生のお子さんが2人いる善積さん。自分たちがおいしいと思えるもの、そしてこどもたちや孫たちが安心して食べられるりんごを育てる、というのが善積農園の原点です。
ですが、りんごもぶどうや桃などと同じく農薬を使わずに栽培するのが難しいと言われている果物です。
善積さんも除草剤や化学肥料は使いませんが、無農薬で栽培することは現時点では難しいと認めています。
ただキツい農薬を使用するのではなく、状況や症状に応じて使い分けています。また秋に入って収穫が近づけば農薬を使うことはしていません。
こうして大切に育ててられたリンゴたち。今回は「シナノレッド」を持って帰れましたが数が少なく入荷は一度きりになってしまいました(>人<;)
次回のリンゴは9月下旬の「紅玉」です。すこし時間が開いてしまいますが楽しみに待っていてくださいね。