先日の5月としてはありえないほどの大雨…。夜は恐い位でした。
端境期を抜けてやっと野菜が出始めていた農家さん達の畑も浸水しないか心配していましたが、イチゴでお世話になっているyanyanファームさんのハウスが浸水被害に遭ってしまいました。
水浸しになったハウスや痛んだり腐ってしまったイチゴの写真を見ていると本当に辛い気持ちになります…。
なんとか排水はできたということですが、今後の影響など考えると気の抜けない状況が続いていると思います。
※章姫や紅ぽっぺをご予約いただいていた方は一旦キャンセルとさせていただきます。ご理解の程よろしくお願いします。
そんな中でも救われたのが露地栽培のイチゴ「宝交早生/ほうこうわせ」が浸水被害を逃れました！
オガクロの地元、宝塚の農業試験場で交配されたことから「宝交」という名前を持つこのイチゴ。
露地栽培向く品種で1960年代に発表され、その後爆発的に栽培されていましたが、ハウス栽培が主流の現在では栽培する人も少なく希少になりつつあります。でも実はいまの人気品種である「章姫」や「紅ぽっぺ」をはじめ、さまざまな品種のルーツにあたるイチゴなんです。
yanyanさんの畑で一部だけ露地栽培していたものを試食させてもらいましたが、これが衝撃的においしかった！
驚く僕たちの隣でyanyanさん曰く「おじいちゃんのイチゴはこれよりもっとおいしかったんです。僕はおじいちゃんのイチゴを目指してるんです！」と話してくれました。
明日はこのイチゴを引き取りに行ってきます！本当に数パックだけになりますのでご予約お取り置きとは致しませんのでご了承ください。
※大雨のあとで多くの水分を含んでいて傷みやすくなっている可能性が高いです。必ず当日中に食べきってください。
