やさいとせかい

「めぐる八百屋 オガクロ」と「走る八百屋カー オガクロ」のオーガニック クロッシングです。

出口の入口「未体験の暑さ」

ここ数日、窓を開けて何もかけないで寝ると朝方に寒くて目が覚めるようになり、秋の気配を感じますがお昼はまだまだ30℃以上の残暑が続いています。

 

最近では普通に35℃というような気温も聞くようになりましたが、僕が小学校のころを思い返してみると(30年以上前になりますが(^◇^;))夏休みに暑い!暑い!と言って扇風機の前でスイカにかぶりついていたときの気温は30℃そこそこだったように思います。少なくとも体温より高い37℃なんて聞いたことがありませんでしたし、日本の暑さは未体験の領域に突入しているように思います。

今回は未体験の暑さということで、僕が今までで1番高い気温を体験したオーストラリアの砂漠地帯のことを書きたいと思います。

 

オーストラリア中央部、世界一大きな一枚岩と言われるウルル(エアーズロック)周辺の砂漠地帯は40度を超えるか超えないかのとんでもない暑さでした。

この気温の中でヘルメットをかぶりバイクで走るというのは正直オススメできません(笑)たまにフワ〜っと意識が遠のいていくような感覚に陥るときがあり、命の危険を感じた僕は水を何十リットルも荷台に積みこみ、ペットボトルに移してヘルメットの上から身体全体にかけながら走ることで倒れるのを防いでいました。

 

旅の途中、バイクを止めてご飯を作ったときのことです。買ってきたパンを袋から出して、横でトマトを切ってからもう一度パンを手にとると、一瞬で表面がパリッと軽く焼いたようになっていてビックリ!強い日差しと乾燥した風であっという間に水分が蒸発してしまうのです。
飛び回るハエたちも水を求めていて目の周りや口の周りにたかってきます。厳しい環境の中で虫たちも命をつなぐために必死なのが伝わってきました。

 

あまりの暑さと乾燥で日本では考えられないような現象も体験しました。

何百キロもまっすぐ続くハイウェイの両側には、空まで届くかのような大きなつむじ風が何本も柱のように現れては消えるという現象が起きていました。最初は幻覚が見えているのかな?と思ったほどでしたが、つむじ風に何度か巻き込まれているうちに慣れました(^◇^;)

また、そんな過酷な状況の中、とにかく少しでも水の気配を求めて地図に書かれていた湖を目指しました。

走っているうちに喉はカラカラを通り越し、肌もパリパリ、目も乾燥して痛く開けているのがやっと。そんな満身創痍の状態でなんとか辿り着いた湖が、カラカラに干上がった塩の湖だったときには絶望感でその場から動けなくなったのを覚えています(笑)

 

乾燥しているオーストラリアの砂漠地帯の暑さと湿気の強い日本の暑さは根本的に違うのですが、それにしてもいまの日本の気温も大変です。37℃と言えばオーストラリアの砂漠と3℃ぐらいしか変わらへんやん…!?日本はこの先どうなるんでしょうか(>_<)

 

前回の記事で書いた海水温の上昇と台風の巨大化や果樹の害虫の越冬、ゲリラ豪雨の頻発をはじめ、北海道でハマチが大漁になったり、クマゼミの北上などなどますます日本の未来の環境が気になります。