そう、単なる思い付き。市場調査したわけでもない。
だけど、おもしろそう・・・!でスタートしたので、なんで焼き肉のタレなのかの薄っぺらい動機をおふたりに話した後は、自己紹介的なお話を。なんせおふたりは初顔合わせ。
HITSUJI-DOさんは・・・
ご自宅を工房に、お料理とお菓子のケータリングや教室、企画、中崎町のATELIER2Fの運営などをされています。
中津発酵部の部員でもあり、日本の風土を大切にしつついろんな味を探求の日々。
西洋料理を勉強された後、ホテルで経験を積まれたとの話を聞いて納得。HITSUJI-DOさんのお菓子の顔は抜きんでてますもん。仕上がりがピシッとしてる。プロやなーっていつも思う。そしてお味も細やか。大事に、大事に食べようとしちゃう、そんな味。フルーツ味噌もそうでした。味わうと奥から出てくる、いろんな味が。
だって、ほら、プロでしょ?
「わたしね、今あるもんで何かするのが好きなの」ってHITSUJI-DOさんが言った。
「農家さんのためになることもしたかったし。あるもんで作ってね。それ食べて、味覚の幅が広がってもらえたらうれしい!」
この言葉は私には印象的で。『味覚の幅が広がる』なんて考えたことなかった。
うめうめFARMさんは「育てててね、できることがもうキセキだなって。自然の産物です」って。「いつも農家は思っているんです。加工したいけど施設もないし、ノウハウもないし。どこかに頼むとなったら大量に必要だし。小さい農家にはできないと思っていたことが、ここでできるんだって。」
そうか。農家さんが加工品にまで手が回らないことはわかっていたけど、こうやって「今あるもんで」そして「ある量で」ってなかなか難しいんだ。
あるもんで、ある量で、ある時期に、な、加工なんだ。
それでいいかも。
ロットによって味が変わってもいいやん。
材料がなくなったら、おしまいでいいやん。
あ、なんかわくわくする。
オガクロ
まゆみ
つづきはこちら↓