やさいとせかい

めぐる八百屋&走る八百屋CAR「オガクロ」オーガニック クロッシングのブログです。

世界には凄い人がいるもんだ

この案内を書いている朝の5:00。昨晩から降り続く雨は朝方には土砂降りに・・・。一時は猪名川町にも1時間に80㎜を超える予想が出されるなど、地元消防団から待機連絡等はまだないものの、土砂災害の可能性もある危険な状態が続いています。

神戸市や宝塚市もかなり激しい雨が降っているということでみなさん本当に気をつけてくださいね。スマホをお持ちの方であれば「NHKニュース防災」というアプリが使いやすいです。

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その中の「マップ」では雨雲の動きや土砂災害の警戒区域の確認、河川の情報や洪水になった場合の浸水深さ、その他気象警報のでている地域の確認、など、防災に必要な情報を一括で確認することができます。

近年の雨の降り方は尋常ではなく、いつどこで災害が起こってもおかしくない状態です。自分は大丈夫と思わずにもしもの時にどのような行動をとるか考えておかないといけませんね。

■畑を見に行ってみたら…

明るくなってから畑の状態を見に行くと畝の肩まで水がいっぱいになっていました…。

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地下水位を見るために掘ってある1mぐらいの深さの天穴も水が溢れています。

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このまま水が溜まり続けると野菜たちの根(特に細かいヒゲ根)や土壌微生物達が窒息してしまい野菜が弱ってしまいます…。ここまで降り続いている大雨や日照不足の影響で八百屋に入荷する野菜も激減。まだ7月なのに端境期になってしまってビックリです(//∇//)

7月末には梅雨も明ける予報にはなっていて、やっと日照不足が解消されるのは良いのですがその後の暑さも心配です…。今年はいままで以上に気候変動を肌で感じています。

■前へ進むチカラ!

コロナの再拡大や気候も今までになく厳しい状況で、なんだか元気がなくなっていましたが、妻から教えてもらった動画を見て前へ進むチカラをもらっています!その動画がこちら↓

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中国の李子梁(リーズーチー)さんが中国農村部でおばあちゃんと共に暮らす姿を追った動画です。僕は妻に教えてもらうまで知らなかったのですが、李さんはすごく有名なVloggerなんだそうです。世界中からフォローされていてそのフォロアー数はなんと1150万人!

でも動画を見てみたら世界中からフォローされている理由が良くわかりました…。とにかく見てみてください。

「小麦的一生」では、種まきから収穫、その後発芽させて若葉を料理したり、麦芽糖を作ったり、粉にしてからも様々な料理に展開していて、デンプンを取り出して料理したり。さらには棹を使って麦わら帽子まで!

小麦に加えて大豆も育てて、発酵させて醤油を仕込んだあと醤油を使った料理を展開したり、菜種を種から育てて収穫し、油を絞ったあと油を使った料理を展開したり。見てると開いた口が塞がらなくなってしまいます(笑)さらに作る料理がどれも美しくて、とにかく美味しそう!世界にはすごい人がいるもんですね。

コロナであまり外出もできず、長雨でなかなか畑にもでれないという悶々とした中で、李さんの動画を見ていると「よし!いっちょやったるかー!」という気分になるのです(^-^)流域小麦や流域大豆でもこんなことできたらいいなぁ。

流域みそのタネ(流域大豆)奮闘してます。

いつも6月中旬に流域みそのタネ(流域大豆)を蒔くことからはじまる「めぐる流域みそづくり」。

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コロナ禍の影響で新たに参加者を募集することもしにくくなってしまい、いつものレギュラーメンバーだけで細々と作業しています(笑)

それにしてもここ数年、タネを蒔いてすぐに鳥に食べられたり、収穫前に鹿に食べられたりと苦労の連続で、翌年蒔くためのタネを確保するのがやっと…という状態でした。

数年前からは尼崎の個人宅の駐車場を畑にしたスペースでも同じ流域大豆の栽培がはじまっています。こちらは都市部だけに獣害もなく昨年はすごい豊作!ということでタネを分けていただきました。

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すごく綺麗!お醤油仕込みや流域ストローづくりにも参加してくれているY家から尼崎のりゅ大豆で仕込んだ味噌もいただいたのですが、とても美味しかったー!

さてこのタネをわろうだの前の畑にも蒔いたのですが、今年も1度目はやっぱり鳥に食べられ、2度目に蒔いたものは長雨の影響でたぶん土の中で傷んでしまったのか発芽せず…。

こうなってくるとタネに問題があるのか??と思ってしまうのですが、最終的にポットに蒔き直してみるとなんと発芽率100%!凄い元気!

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ポットには80株蒔いているので本葉がでたら畑に定植しようと思ってますー。大豆はなんにもしなくても育つと思ってたからこんなに苦労するとは思ってなかった…😣農家さんたちはほんまに凄いなぁと改めて思いました。

土と水と微生物の本2冊

■八百屋CARは快適空間

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オガクロ八百屋CARの移動販売は50分で次々と移動するのでお客さんが多ければ大忙し、逆に少ないとめっちゃ暇、という浮き沈みの激しい仕事です(笑)

なので空き時間をできるかぎり有意義に使えるように車を快適に使えるように足を伸ばして座って本を読むことができるように工夫しています。こんな感じ↓

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さらにotimoのドリップパックがあれば珈琲も入れられるので、最高に快適な時間を得られます。しかも野菜を届けている方がみなさん美味しいおやつを作られるので、珈琲のお供にはことかきません(笑)
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実は八百屋CARとして販売できる状態でも183cmの僕が身体を伸ばして寝ることもできます!が滅多に出番はありません!あったら販売がめっちゃ暇ってことだから逆に困りますよねー。寝てたら起こしてください。

■いま読んでいる本

お客さんを待っている時間のお供にはその時々で肝心のある本を持っていきます。いま「土中環境」はtomtom natural market @tomtom_naturalmarket さんが扱っておられるのを発見!お願いして送っていただきました。

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まだ読み始めたばかりですが、土の中の水や空気の流れ、微生物の活動や役割など興味のあることばかりでうんうんと頷きながら読んでます。かなりマニアックな本だと思っていましたが同じ本を穀菜食堂なばなさんが読んでいてびっくりしました!さすがです(笑)

もう1冊は「土壌微生物の基本」。タイトルはよくある感じですが、中身はかなり専門的でディープです。土壌微生物のDNAを発光させた顕微鏡写真はまさに銀河のよう。とても美しいです。
コロナウィルスもそうですが、普段見ることのできない微生物や菌たちの社会や世界、営みと人の暮らしは密接に関わっていて、その世界のことをもっと知りたいなーと思っています。抗生物質が世界中の土壌から探し出されて作られていたということも初めて知りました。

■土が汚いって本当?

昨今、土は汚い、細菌だらけ、手を洗いなさい!と教えられている子どもも多いと思いますが、生きるために必要不可欠な土や微生物のことを大人がもっと学ぶべきだと思うのです。
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微生物や菌のことを想像しながら土や草に触れていると、いままで苦痛だった草刈りがすこーし楽しくなったというお話は前回のブログ「草と土」の中でもご紹介しました。

そうそう、最近降り続く雨で家の木が濡れてしまっていて困るのですが、片付けようとおもって持ち上げるとすごい数の小さな虫や昆虫がワラワラと散らばっていきました。

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木が濡れるとそこにはすぐに菌やカビ、小さな生き物たちが集まってきて木を分解しはじめます。これも木が土に戻るためのとても大切なプロセス。木の家の大敵、シロアリだって木を土に還そうとしているだけなんですよね。

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最近、水の災害が毎年のように起こっていて水の怖さを実感します。でも水があることで菌やカビ、微生物や小さな生き物たちが活動できて木や生き物を土に還すことができるんですね。このことを忘れてはいけないなと思うのです。

流域を想う

先日から降り続く雨の影響で各地で河川の氾濫が相次いでいます。

ニュース映像で流れる被災地の状況を見ていると、津波被災地で活動していた時のことを思い出します。水の圧倒的な力の前では人はとても無力です。抗うことは難しい。そのためにも普段から「水の力、水の流れ」について意識しておくことが必要なのだと思います。

水は必ず高いところから低いところへ流れます。それは手にすくい上げた少量の水でも、流域に降り続く大量の雨でも、まったく同じなのです。このことを意識しながら暮らしていくとたとえば川の源流で降る雨が下流の街に大きな影響を与えるということが理解できます。またそのことを意識するだけで自分や家族の命を守ることができます。

オガクロでは東日本大震災以降、流域をめぐる活動を続けてきました。宝塚に店舗を持ってからなかなか活動ができずいるのですが、この活動が流域に暮らすみなさんの暮らしや命を守り、またさまざまな社会問題を解決に導くことに繋がるとずっと思っています。

これからは気候変動の影響で雨の降り方がいままでとはまったく違ってくると思います。今回の球磨川流域で相次ぐ氾濫も、いつ自分たちの身近な流域で起こるかわかりません。そのためにも自分たちの暮らす流域の環境に日ごろから想いを馳せてほしいのです。これを機会にいままで取り組んできた流域をめぐる活動に関する記事のリンクを再掲載したいと思います。

■流域をめぐるエトセトラ「みんなでまこう!猪名川流域みそのたね」

前編↓

http://organic-crossing.blogspot.com/2016/06/blog-post_21.html

後編↓

http://organic-crossing.blogspot.com/2016/06/blog-post_22.html

■流域をめぐる 武田尾渓谷を歩く

https://organic-crossing.hatenablog.com/entry/2018/05/19/091217

■流域をめぐるエトセトラ 下流域を歩く

https://organic-crossing.blogspot.com/2016/05/blog-post_30.html

■流域みそのたね!仕込みの会

https://organic-crossing.blogspot.com/2017/03/blog-post_13.html

オーガニッコ米、入荷しました!

◼️オーガニッコ米が入荷

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昨年「東京かぼちゃ」や「かちわり」などの美味しい固定種のかぼちゃをたくさん届けていただいたエミニニ オーガニック ファームさん @eminini_organic_farm のお米「オーガニッコ米」を引き取りに奈良まで行ってきました!

午前中は手作り醤油の天地返しと畑作業があったので、午後から奈良にびゅーんと。阿修羅像を見たい私と、鹿を見たい息子のリクエストを満たしてから伺いました。

待ち合わせは田んぼの前。はじける笑顔のおふたりにお会いできました😄😄(デグチはかぼちゃの時にお会いしてるけど、私は初めて🔰) 

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後ろがいま絶賛代掻き中の田んぼ。この場所だけで六反あります。

「まだ田植えが終わってないんですよ😁」と言いつつニコニコ。こどもちゃんたちはバッタをとったり、プレイボードに乗ったり、兄弟も仲が良さそう。いい家族だわ~😊

お米の品種はヒノヒカリ。甘味やもっちり感やうまみなどのバランスがとてもよいのが特徴。長~くお付き合いしたいタイプの味です。

ヒノヒカリ→サンシャインとは明るいエミニニさんのおふたりにぴったりだなぁと思いました☀️

■現在オガクロで取り扱っているお米

◎大戸洞舎(滋賀県)

農薬不使用「コシヒカリ」※今期完売

◎ありがとんぼ農園(兵庫県) 

無施肥栽培「ササニシキ」 ※今期完売 

無施肥栽培「ハツシモ」 ※今期完売

◎ramo(兵庫県)

無施肥栽培「京都旭」※残りわずか

まゆみ

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#オガクロ

#オーガニッククロッシング

#興福寺の国宝館

#美少年阿修羅像に会いに行ったら

#他にも美少年いました

お醤油天地返しと流域みそのタネ。

昨日は6回目のお醤油天地返しの日。尼崎から参加してくれているY家のみなさんが来てくれて作業しました(^-^)

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どんな感じになってるかなー?といつもワクワク。このお醤油は太陽の光で発酵を促します。呼吸ができるように被せてある不織布を取り除くとフワッととても良い香り!

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毎回味見もするのですが、今年も美味しくなってきていました!このまま10月まで毎月天地返しをしながら様子を見ていきます。

■はじめての2年熟成

一方隣に置いてあるのが去年2019年のお醤油。いつも年に1度搾ってから新しいお醤油を仕込むのですが、コロナの影響で搾ることができず、そのまま熟成させることにしたのです。それがこちら↓
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見た目はもう真っ黒(笑)横で妻が「なんかさー、象のう○こみたいやなぁ」ってそれリアルすぎて言ったらアカンやつ!(笑)

でも見た目に反して?これが凄く美味しいんです!2年熟成ははじめての経験ですが、表面に溜まった液体(たまり)を舐めてみると、それはもう!驚くほどの美味しさ!

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塩気もありますが、それよりも甘さと旨味が強くて、そして香りがブワッと来て鼻から抜けていきます。みんな「美味しー!」と絶叫(笑)
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こちらのお醤油は中心を盛り上げるようにしながら搾りの日を待ちます。コロナで搾れなかったのはとても残念なのですが、1年熟成と2年熟成の比較ができてとても良い経験になっています(^。^)

■鳥か、鹿か、はたまた別の何者か?

天地返しの後はY家も参加してくれている流域の畑へ。この畑で流域みそを仕込むための大豆(流域みそのタネ)を育てています。
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先日、畑メンバーと共に種まきをしたのですが、待てど暮らせど芽がでない…。これは悪い予感が…。

というのも昨年の流域大豆も残らず何者かに(たぶん鳥)に食べられてしまったのです。今回も種を蒔いたところを掘ってみたのですが大豆の影も形もありません↓

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同じ日に蒔いたインゲンは全部綺麗に発芽しています↓

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ということは今年も何者かに襲われている可能性が高いです。隣の畑のお母さんに聞いてみると「種の間は鳥、芽がでてからは鹿にやられる」と教えてくれました。ということで急遽蒔き直してネットを張ることに!
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竹でアーチを作ってその上からネットを被せました。これで無事発芽してくれたら良いのですが(//∇//)流域みそ作りにはもっとたくさんの方に関わってほしいなぁと思っているのですが、コロナの影響で難しくなってしまいました…。またこちらのブログでご報告しますね。

平家きゅうりが届きました!

先日ドドーン!と大きなケースが二つ八百屋に届きました。開けてみると中から現れたのがこちら↓

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雲仙の「田中たねの農園」の田中くんから届いた「平家きゅうり」です!!迫力ありすぎーー!(笑)

田中くんは長崎県の雲仙千々石地区で種を採りながら野菜を育てている農家さん。雲仙には岩崎政利さんという種採りをする農家さんの間ではとても有名な方がおられて、その方生き方や農との向き合い方に感銘を受けた若い農家さんや八百屋さんたちが岩崎さんからさまざまなことを学んでいます。田中くんもまだ20代!という若さですが、地域で同じ志を持つ仲間と一緒にがんばる一人。

平家きゅうりは岩崎さんが宮崎県の椎葉村に住むクニコさんから受け継いだものだと聞いているので、田中くんのこのきゅうりも岩崎さんから受け継いだものかもしれません。椎葉村は平家の落人が興した村といわれているそうで、名前の由来はそこから来ているのかな?実は過去に「平家だいこん」という大根が入荷したことがあるのですが、その大根も椎葉村のクニコさんから譲ってもらったものだと農家さんが話しておられました。

それにしても一本がこの大きさ。ズッシリと重さを感じます。3本1袋にして季節のやさいセットに入れようと思っていましたが…1本で十分やね(笑)

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さて、写真を見てこの「黄色いけどほんまにきゅうりなん?」と思った方もいますよね。いま市場に出回っているきゅうりは未熟な実を収穫するので「きゅうり=緑色」というイメージが強いですが、あの緑色のきゅうりも長く置いて完熟すると1ⅿほどまで大きくなって全体が黄色くなります。きゅうりを漢字で書くと「黄瓜(きうり)」なので、昔は黄色く熟したものを食していたのだろうと思います。

考えてみれば昔は食べ物が貴重だったはずですから、小さな状態で収穫するよりも大きくなってから収穫した方がたくさん食べることができることを考えると当然といえば当然ですよね。完熟してから収穫していたとするときゅうりの食べ方もいまとはまったく違っていたはずで、生食するというよりも「瓜/うり」のように炊いて食べたり、保存するために漬物にしていたのではないかなーと思います。そういうことを想像するのも楽しいです!平家きゅうりも若採りもできますが、田中くん曰くこの黄色くなったものを炒めたり、お出汁で炊いたりして食べるのもオススメみたいです。

それでもまずは野菜の味をしっかりと確認したいので生で食べてみたい!豪快に半分に割ってみるとこんな感じ↓

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やっぱり熟してきているのでタネは固くなっています。なので取り除いた方が良いとは思うのですが、このタネを包んでいるゼリー状の部分が実はとても美味しい!!

シェリーグラスに魚や魚介のムースなんかを入れたあと、このゼリーの部分と出汁のジュレなんかを乗せればそれだけでめっちゃ美味しい前菜になりそう!ってお客さんに話してみましたがみなさん苦笑いするのみで誰も「やってみる!」とは言ってくれませんでした(笑)なので口の中にほおりこんでスイカのタネのように「プププっ!」と飛ばすと良いですね。楽だし(笑)

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実の部分はパリッパリの食感と爽やかな甘みがあってめっちゃ美味しい😳!とてもジューシーなので喉が渇いた時にも最高かも。少し塩をつけたら甘味と香りが増してさらに美味しい!昔はこれらのきゅうりと塩や味噌を持って山仕事に向かい、水分補給していたそうです。納得。
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食べてみた印象では生姜で桜海老や豚肉と炒めて餡掛けにしたらとても合うと思います!糠漬けや浅漬け、ポン酢漬けなどのお漬物も間違いなく美味しい。と思っていたら池田市のみくり食堂さんがぬか漬けにしてくれました↓

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僕は軽く塩もみして甘みと香りを出して水気を切り、サッとお湯にくぐらせた豚肉を加えて梅肉と醤油麹で和えてみました。これが・・・お箸が止まらない美味しさでした!
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平家きゅうりが入荷して箱を開けていた時にお隣のスリランカ料理「シャンティランカ」@shanthi_lanka さんが丁度野菜を買いに来られて「このきゅうり、スリランカではピピンニャって言ってとっても美味しいよ!」って大喜びして一番黄色くなったものを買っていってくれました😊その後届けてくれたのがこの料理↓

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蓮の葉?に包まれたカレーの中にピピンニャ(平家きゅうり)のカレーもありました!トロットロに炊かれていてとろけるような食感。ピリッと辛くてそれはそれは美味しかったです!きゅうりを通して異文化・食文化交流できたのがとても楽しい(笑)

平家きゅうりは来週も入荷予定です。ただ長崎の佐世保あたりでは記録的な豪雨になっているみたいなので、状況によっては収穫が難しいかもしれません・・・。今年は梅雨の序盤から豪雨が頻繁に起きています。日本に限らず世界でも豪雨や雷、高温に見舞われている地域が多数あるようです。大きな被害がでないように願っています。