やさいとせかい

「めぐる八百屋 オガクロ」と「走る八百屋カー オガクロ」のオーガニック クロッシングです。

小松菜と流域のつながり

今朝は畑で収穫下固定種「しゃもじ小松菜」の間引きのお浸し。八百屋としては現在の様々な青菜類と交配した小松菜ではなく、昔の小松菜の味を知りたくて育ててみました。

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とても優しい黄緑色のしゃもじ型の葉、軸は細めでしろなに近いです。味もとても優しくてお醤油をかけると小松菜の風味が負けてしまうかも。風味をつけたお出汁にさっとくぐらせるぐらいが一番合うかもしれません。

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ここからは小松菜から流域へと繋がるお話です。すこし長いので興味のある方だけ読んでみてください。

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小松菜は東京都江戸川区小松川で栽培されていたことが名前の由来と言われています。江戸川区は「荒川」の最下流域で小松川地区はまさに荒川沿いに広がる地域です。

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荒川は埼玉県の秩父に源流を持ち東京湾へと流れる続く流路173kmの一級河川江戸川区は海抜ゼロメートル地帯であるとこから今回の台風で「ここにいてはダメです!」という避難勧告を出した自治体です。

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この判断がどれだけ重要かというのは流域のことに取り組んでいる僕たちとしてはすぐに理解ができますし、批判を恐れずにそこに暮らす人々の命を守る判断をした勇気ある自治体だと思います。

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今回の台風では多くの河川が氾濫して甚大な被害がでています。猪名川が全長43キロなのに対して阿武隈川は全長237キロ、千曲川にいたっては信濃川を合わせると全長364キロにもなります。流域としてイメージしなければいけない範囲が圧倒的に広いのです。でも川はつながっていて下流は上流に必ず影響を受けるのです。

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今回の台風で驚くほど多くの河川が氾濫するのを見て改めて流域のことを考えることの重要性を認識しました。被災地域の方々の一日も早い回復を願うと共に、猪名川流域の取り組みも少しずつ進めていきたいと思います。