農家さんの畑から足を延ばして綾部へ!
途中で予約の電話はぬかりません、念願のお蕎麦やさん、あじき堂さんです。
あじき堂さんがオープンして何年もたっていますが、実は私たちは店舗を構えられてからは初めてなんです。なかなかお邪魔しなくてすみません。
涼しげなのれんをくぐって店内に入ると、正面の扉から「いらっしゃいませ!」と店員さんが姿をのぞかせてくれます。その上の壁にはメニューが貼られています。ここで先にオーダーを済ませます。
ハト畑さんのトマトを使った鶏トマトそばは残念ながら売り切れ。
もりそばとごまそばを頼んで、靴を脱いでお座敷に上がります。
落ち着いた店内ですが、ちょっと変わったふすま絵が。おそらく、息子さんの描いた綾部ではないでしょうか。
あ、この七味などに敷いているのは、同じく綾部のハタノワタルさんの作品だと思われます。
いいなぁ、綾部というまちは。こころあるひとが集まって、みんなのできることを集めて成長していける、そんなまちのイメージ。
そんなことを考えていると、そば到着。
あぁぁ、このお盆の上のイメージそのまま、体がすっきり浄化されていくみたい。
おいしいそばを食べると、清々しいイメージが湧いてきます。
すっきりと、シンプルに、潔く、でもユーモアも忘れず(箸置きがけん玉)。そんなひとになりたいけど、きっとあじき堂さんご夫婦はそんなかんじなんでしょうね。
このお蕎麦を食べると、少しは近づけるかな??
店内で食べていると、実は隣のお席が数年前にお世話になった農家さんだったり、休日の竹松うどんの大将が現われたりで、しゃべりまくりで浄化されたはずがすっかり笑いモードになってしまいました。今年の気候は農家さんには大変厳しいのですが、そんななかでも笑いを忘れない力強さ!
あじき堂さんも農家をしながらお蕎麦屋さんもやってらっしゃるのです。
あじき堂さんの素朴でかわいい蕎麦ぼうろを手に、写真を撮らせてもらいました。
蕎麦ぼうろは月に一度、入荷します。
ぜひご賞味ください。そして、お蕎麦屋さんにもぜひ足を運んでみてください。
オガクロ
まゆみ