やさいとせかい

めぐる八百屋&走る八百屋CAR「オガクロ」オーガニック クロッシングのブログです。

「流域をめぐる」武田尾渓谷を歩く

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4月の「流域をめぐる」は武庫川中流域の「武田尾渓谷」を歩きました。

国鉄廃線跡がハイキングコースとして整備されていて、JR武田尾駅から西宮名塩駅、または生瀬駅まで至る全長5.5キロ(駅まで7キロ程度)のコースになっています。

 

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武庫川流域の中でも武田尾渓谷は最大高低差200mという渓谷になっているので人家などはまったくなく、植林などもされていないので昔の山の姿を感じることができます。

この日は天気も最高で、春の風に揺れる新緑の山の木々が本当に美しかった!

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過去にはSLも走っていたという廃線跡には枕木が残り、煉瓦が積まれた壁や木の根の這う姿に。

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宮崎駿さんの映画を思い出す光景ですね(笑)

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レンガを積んだトンネルも雰囲気があってとても良いです。

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昔の人たちの技術や苦労に想いを馳せながら中に入ると…

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真っ暗闇(笑)短いトンネルは出口の明かりが差し込むのですが、長いトンネルや途中で曲がっているトンネルはほぼ闇になります。

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振り返るとこんな感じ。入り口の光が差し込む間はまだ方向感覚がありますが、一番暗い場所ではどこを向いているのか、ほかの人との距離はどれぐらいか、などがまったくわからなくなります。文字通りの手探り状態(^◇^;)必ずライトは持って行ってくださいね。

でも普段できない経験なのでライトなしで歩くのもなかなか良いと思います。

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途中、渓谷の上を鉄橋で渡ります。

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このあたりだけ見ていると、ここが宝塚だということを忘れてしまいそう。

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子供たちも飽きてきて、大人もそろそろ疲れたなーという頃に人家のある終点付近にたどり着きます。

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川に流れ込む排水が濁っているのを見て人の存在を意識するというのも残念な感じですが(^◇^;)

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そして廃線跡を抜け、生瀬駅までの道のりが厳しかった!

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緑に囲まれた穏やかなの道はどこへやら、トラックや車がバンバン走り抜ける道路の脇に作られた人がギリギリすれ違える程度の歩道をトボトボと歩きます。

いままではしゃいて元気だった子どもたちも疲れてぐずるし、大人からも愚痴がこぼれはじめたころ、やっと生瀬駅に到着!やったー!みんなお疲れ様です!!

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生瀬と言えばパン屋のとまと!とまとちやーーん、疲れたー(笑)

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最後にみんなでとまとちゃんのパンを買って駅でもぐもぐ。元気になってから帰りました(*^▽^*)